5時に夢中!

5時に夢中!「中瀬親方のエンタメ番付 2018年7月場所」おすすめ3作品

TOKYO MXで放送中の情報番組「5時に夢中!」の人気コーナー「中瀬親方のエンタメ番付」で紹介されたおすすめ作品を紹介します。(2018年7月26日放送分)
新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんが感銘を受けた作品を幅広く紹介してくれますので、是非作品探しの参考にしてみてくださいね。

関脇: [映画] 『ウインド・リバー』

『ボーダーライン』のテイラー・シェリダンがメガホンを執った
圧倒的な緊迫感と衝撃がみなぎるクライム・サスペンス

荒涼としたメキシコ国境地帯におけるアメリカの麻薬戦争の知られざる実態に迫った『ボーダーライン』(15)。銀行強盗を繰り返す兄弟とそれを追うテキサス・レンジャーの攻防を通して、アメリカンドリームの衰退をあぶり出した『最後の追跡』(16)。共に批評家筋の絶賛を博し、それぞれ第88回アカデミー賞®で3部門、第89回アカデミー賞®で4部門にノミネートされたこの2本の骨太な快作は、物語の舞台となった場所も監督&キャストもまったく異なるが、同じシナリオライターが手がけたオリジナル脚本に基づいており、一貫した奥深いテーマが息づいている。その脚本家の名前はテイラー・シェリダン。ハリウッドで今最も注目を集めるクリエイターのひとりと言っても過言ではない新進気鋭の才能が自らメガホンを執り、圧倒的な緊迫感がみなぎるクライム・サスペンスを完成させた。それが“Rotten tomatoes”で満足度87%(04/10時点)と世界中の批評家に絶賛され、第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門にて監督賞に輝いた『ウインド・リバー』である。

公式サイトイントロダクションより

辺境の地で起こる殺人事件を追うクライム・サスペンス。ある日ネイティブアメリカンの少女の死体が見つかり、そこから始まる独創的な展開が見どころです。
なぜ18歳の少女は殺されたのか?FBI新人ハンターがアメリカの闇に迫る渾身の作品です。

■映画公式サイト
http://wind-river.jp/

大関: [書籍] 『マリコ、うまくいくよ』

社会人2年目、12年目、20年目。同じ職場で働く、3人のマリコ。「今日も会議で意見が言えなかった」「〈会社用の自分〉に、自分がのっとられそう」「後輩は増えるけど、年上の実感ってない」。彼女たちの問いに、心が揺れ動く。きっと、私たちは、もうひとりのマリコ。発売前から共感の嵐! 読めば、じわりと勇気が湧いてくる、お仕事漫画。

引用:新潮社サイトより

世代の違う社会人の3人のマリコの物語。3人のそれぞれの悩みが現役OLで頑張る女性たちの共感を呼ぶ心にしみる作品です。

横綱: [小説]『ののはな通信』

最高に甘美で残酷な女子大河小説の最高峰。三浦しをん、小説最新作。
横浜で、ミッション系のお嬢様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。
庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、
外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手のはな。
二人はなぜか気が合い、かけがえのない親友同士となる。
しかし、ののには秘密があった。いつしかはなに抱いた、友情以上の気持ち。
それを強烈に自覚し、ののは玉砕覚悟ではなに告白する。
不器用にはじまった、密やかな恋。
けれどある裏切りによって、少女たちの楽園は、音を立てて崩れはじめ……。

運命の恋を経て、少女たちは大人になる。
女子の生き方を描いた傑作小説。

引用:KADOKAWAサイトより

運命の恋とは何か、女同士とは何か、生きるとは何かを描く、二人の女性の20年間を追うこれまでにない書簡小説の傑作作品です。

りょうま
りょうま
瀬さんの紹介作品はいつもワクワクするね、「ウインド・リバー」は見てみたいな
キューマ
キューマ
今月はどれを読むか迷うな〜、個人的に「マリコ、うまくいくよ」と「ののはな通信」が気になってるよ

 

これまでのエンタメ番付

ジャンル

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年