4月に購入した新築戸建て物件に設置していた太陽光パネル。販売店を通じて電力売買の申請を国に対して申請していましたが、やっと売買認可がおりました。
申請から足掛け3ヶ月かかりましたが何とかこれで電力売買ができそうです。
2017年4月から固定価格買取制度が厳しくなっている
経済産業省HPの発表では以下のように記載されています。
第190回通常国会にて「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(通称:FIT法)等の一部を改正する法律」が成立しました。これにより、平成29年4月1日より固定価格買取制度が変わります。平成29年3月31日までに、接続契約を締結されていない場合、原則として現行制度の認定が失効しますので、くれぐれもご注意下さい。
販売店より説明を受けてもよくわからなかったのですが、4/1以降の認可をもらうにはかなり時間がかかるとのことだけは何度も念押しで言われました。
電力の買取価格も年々下がるようで、私としてもとにかく早く売電を開始して何とか家計に反映させたかったのです。
問い合わせれるところには全て問い合わせてみる
まず販売店に問い合わせたところ詳しくは関西電力に聞いて欲しいと言われ、次に関西電力に電話したら実際に申請を送り認可を出すところは「資源エネルギー庁」が管轄しているとのことでした。
再生可能エネルギー 固定価格買取制度 – 経済産業省・資源エネルギー庁
関電としても早く各家庭へ売買契約を進めたい意向ではあるものの、いかんせん「資源エネルギー庁」から認可が降りない限りは、関電としてもどうしようもないと言われる始末。
4月申請の方の分で現状3名しか認可の連絡がきていないと言われ、認可をもらうのに相当時間がかかるということは察しがつきました。
今はどうかわかりませんが、4月末に申請を出して認可が下りるまでの期間は
「早くて2ヶ月、もしくはそれ以上」
と言われていたので、気分も萎え萎えでした・・・
それでも3ヶ月後、認可が下りたと連絡がくる
はい、ぴったり3ヶ月後に関電から連絡がきました。
「りょうまさんのお家の売買認可がやっと降りました。つきましてはメーター交換の作業をさせていただきます」
おおおおお、きたああああ
関電さんの見立ての通り2〜3ヶ月かかってやっと認可をいただけました。
ここからはトントンびょうし。
まずは関電のメーター交換が入ります。
通常の関電のメーターは、関電から買った分の片方を記録するのみのメーターだそうですが、これを売買両方を双方向記録するメーターに取り替えます。
次に販売店の作業が入ります。
取り付けられている太陽光パネルから電力の蓄電や関電に売電するモニターの設置、関電のメータへの接続をしてもらいます。
風呂場の屋根裏でごにょごにょ作業をしてもらい、無事に太陽光パネルが元気に稼働!!
やっとこのお家を買って太陽光発電をはじめることができました。
販売店の話だと、1ヶ月の電気代はほぼほぼ売電でまかなえてしまうとのこと。
調子が良ければ8000円から9000円くらいは売れるようです。
(果たしてそんなに売れるのか!?)
うまく行けばまた少し毎月の生活費も抑えられそうです!
太陽光パネル稼働1ヶ月でどのくらい蓄電し、いくらで売電できたかは後日報告したいと思います!
ちなみに
関電と話していたときに聞いた話ですが、国からの認可(つまり資源エネルギー庁)が降りない限りは、設置している太陽光パネルを稼働して自分用に使用することは原則してはいけないそうです。
まあそりゃあそうですよね。
家庭用電気は事実上電力会社の専売特許みたいなもんですから、勝手に発電して使うなということでしょうか。
電力の買取期間も決まっていますし、それ以降は家庭用で使用しても良いとのことですがそれもどうなんでしょうね。
今後は国の方針でどうなるかわかりませんが、恩恵を受けれる間はがっつりうけておこうと思います。