ここ1ヶ月ハマってみていた「ブレイキング・バッド」を全シーズン視聴しました。「ブレイキング・バッド」はエミー賞を2年連続(2013-2014)した話題作でウォーキング・デッドと同じくAMCが制作したので見応え抜群です!
※ネタバレ注意
ある日突然人生がかわってしまう、ごく普通の高校教師
〜あらすじ〜
主人公のウォルター・ホワイトはどこにでもいる普通の高校教師です。専攻は化学。
妻と子供をを愛するとこにでもいる普通のお父さん。
しかし、ガンを宣告されて自分の人生と残される家族に絶望を感じてしまう。
ドラッグが儲かるという話をきき、化学の知識があったウォルターはブルーメスという純度の高いメタンフェタミンを自分で製造することに成功する。
残された家族の生活費、息子の進学費用などを考え、ブルーメスを売り荒稼ぎをしていくのだが・・・
とここまでにしておきましょう。
天は二物を与えず、天才的な頭脳とダメな人間性を描く
ドラマの魅力の1つは主人公ウォルター・ホワイトという人間を紐解くところにあります。
ブルーメスの製造では天才的な能力を発揮するのですが、逆に家族との付き合い方はとても不器用。そのもどかしさを抱えながらも自分の残された寿命を全うすべくドラッグ製造と販売を続けていきます。
それにより家族と亀裂が入り、妻が鬱になり、息子に不信感を与え、離散寸前まで行くのですが、懸命に家族をつなぎとめようとするウォルターにどこか感情移入してしまいます。
やはりお金は人間を変えてしまうのか
ウォルターが製造したブルーメスを闇市場に販売するため、かつての教え子であるジェシー・ピンクマンと出会う。
ジャンキー仲間とつるみすでに闇市場のパイプがあったジェシーに出会ったウォルターは彼に販売を任せてゆく。
最初は数十万だった売上が数百万、数千万、数億円と膨れていき、最終的にウォルターの現金資産は人生を10回やり直しても余るくらいのお金稼いでしまう。
大金が入れば当然豪遊したり、ドラッグパーティをしたり、ジェシーはやりたい放題だったが、次第に疲れてしまい人間的に壊れてしまいます。
ウォルターは家族やジェシーに対しての支配感情が大きくなり、厳しく恫喝していくようになります。
国税にバレないようにするため、お金をたくさんつかうことができずあいかわらず生活は質素。唯一車を買ったりはするが、お金を使わない&使えない反動で人間的に凶暴な人格へとジリジリ変わっていってしまいます。
ウォルターとジェシーの末路はやはり・・・
ある意味「ドラッグに溺れる」という言葉がハマるかもしれません。
ドラッグを生成し、販売し、闇市場を牛耳り、殺しも辞さない人物へと変貌してしまうウォルターとジェシー。
物語の中で二人の関係は離れたりくっついたりしますが、ウォルターはジェシーのことを結局どうしたかったのかわかりません。
ジェシーは家族や友人の死、子供への殺人&殺人未遂など多くのことを目の当たりにして最終的に人として完全に壊れてしまいます。
ジェシーを救いたいという気持ちはウォルターのエゴでしかなかったのか、ウォルターに付き合わされたジェシーは最後までウォルターに苦しめられてしまいます。
家族のため、人生の目的のためと命題を課して生きていても、一度踏み外した人生の先はやはり悲しい末路になってしまうようですね。
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