私が2013年11月11日に個人事業主として開業して丸4年、2017年11月12日より5年目に突入しました。これまでの歩みを振り返り、何をしてきたか何を得てきたか、何を失い犠牲にしてきたか、今後フリーランサーとしてどうしていくのかどこを目指すのか、心の棚卸しをして総括してみたいと思います。
最後の第3話はフリーランスとしてのこれからの生き方を考えます。
これまでの自分をおさらいする
フリーランスの経歴も気がつけば5年目に突入し、安定的な仕事を収入が確保できるようになっています。
この5年間を振り返れば、最初の1年は右往左往してバタバタしていましたが、その後の軌道修正がはやくできたおかげで、何とかこれまで続けてこれたと思っています。
初期の大きな挫折がなければ、今の自分を確率することにもう少し時間がかかったかもしれません。
とはいえ5年経ちました。
結婚もし、家族も増え、マイホームも購入しました。
独り身だった5年前とは状況がまるっきし変わりました。
誰しもがそうですが、人生は年を追うごとに刻々と変化していきます。
意識しても同じように留まることはできません。
年を取って老いていきますし病気もするでしょう。
だから分岐点に差し掛かったら、時に立ち止まり、過去を振り返り、その結果次はどうするべきかを適切に選択肢なくてはいけないと思います。
5年という数字はきりがいいので、私は今回この5年間を総括するブログを立ち上げ、そしてこの記事を書いて、キャリアと心の棚卸しをすることにしました。
この先も同じように人生を歩める保証はゼロ
フリーランスである皆が忘れてはいけないことですが、今ある仕事がこの先もずっと続くと考えては行けないと思います。
月単位の契約が取れていても、取引先の経営状況次第で翌月に契約終了は往々にしてよくあることです。事実私もある取引先から「すまないけど今月で一旦契約終了させて」と言われたことがあります。
非情な宣告ですが、業務委託契約とはそういうものです。
単発案件でも2度目が自分に回ってくるかどうかは自分では決められないのです。
だから私は今持っている契約の全てがあと何年も続くとは思っていません。
まあ2ヶ月先まで見据えてはいますが、その先のことはあまり考えていません。
何か他の仕事はないか、自分のインカム収入ができないかを考えるようにしています。
株式会社(法人成り)はしないの?
はい、しません。
答えは簡単で、法人成りするほどの収入がないので、節税のメリットがありません。
あとは会社にするということは社会に対して奉仕貢献をする義務があると思うので、今の私にはそこまで貢献できる事業やアイデアも持ち合わせていないのでこの選択はありません。
(一番簡単にいうと人材の採用とかですね)
人生を逆算して組み立てる
私はいま36歳です。
40歳までは後4年ですが、40までに何かしようと思ったら、4年間丸々時間があるわけではなく、実質あと3年で形にして、40歳で花開く段取りにしないと間に合いません。
人生の逆算してスケジュールをたてると、どのタイミングで何をすべきかが見えてきます。
今はフロントエンドエンジニアやWEBデザイナーの仕事をしていますが、この実務作業は40歳で一区切りしたいと考えています。
それまでにフリーランスとしての自分の価値を最大限に上げられるかが勝負であり、このキャリアを持って次のステップを歩んで行きたいですね。
結果にこだわる生き方をする
ものづくりは楽しいです。
WEB制作のいいところは結果が目に見えるから好きです。
私がWEB制作に出会って15年、飽きもせず止めもしなかったこの仕事は自分に向いてると自負していますし、知識もそこそこ溜まりました。
自分の頭の中、右手左手にはこれまでの技術が宿っています。
だからこれからも自分のWEB技術とともに生きていく覚悟です。
これまでもそうでしたが、これからはもっと自分に厳しく”結果”にこだわる生き方にしないといけません。
フリーランスのビギナー期間はとうに過ぎ、社会的に無責任な年齢でもありません。
私の考える”結果”とは、
- 仕事に対しての体外的な評価
- それに見合う収入
- 後悔しない人生
これらをバランス良く持てて、はじめて”結果が伴ったフリーランス”といえるのだと思います。
自分もまだまだステップアップができるし、色々なチャンレンジができると思っています。
それでもこの先どうなるかわからないし怖いです。
今できることはいくつか選択肢がある場合に、確実な不正解を選ばないこと。
そうして歩むうちに道が広くなり、目標地点に到達するのだと思います。
今回振り返り記事を3部作で書いてみて、自分の心の整理がだいぶできて気持ちがリセット出来ました。
皆さんもときどき人生を振り返って人生の棚卸しをしてみてくださいね。
それでは