りょうま(@ytq_ryoma)です。
2018年3月でブログ開設後初めて月間PV数が10万を突破しました!!
いつも皆さんブログにアクセスしていただきありがとうございます。お陰様でやっと大台に乗ることができました。
そこで月間PV数10万を達成するまでに行ったブログカスタマイズの施策を少しだけお話したいと思います。
ブログ運営方法やPVに伸び悩んでいる方などの参考になれば嬉しいです。
月間PV数10万を目指すきっかけ
きっかけは2018年8月です。
いつものように月末にGoogleアナリティクスでPVで数を確認すると、30,948と表示されました。
直前の7月までは順調にPV数を伸ばしてきており、月間PV数6万〜7万の間をキープできていたのですが8月になり約50%落ち込みます。
たしか2018年8月はGoogleのアルゴリズムアップデートが行われた時期で、多くのブログ記事の検索順位変動がありました。
「まあこれはしょうがないよね、ウチだけじゃない」と割り切って8月、9月、10月と見守っていましたが、
8月:30,948
9月:28,614
10月:30,930
とPVが戻る気配が一向にありません。他のブロガーさんの情報では「2週間で戻ってきた!」などの声が多数あったため、3ヶ月動きがないと不安を感じざるを得ません。
本ブログのアクセスはほとんどがオーガニック流入(検索流入)のため、Googleアルゴリズムアップデートは大きくPV数に影響します。当然アドセンスの収益も上がってこないのでテコ入れを決意。
最大50%減のショックが大きかったですが、もう1度ブログを立て直すべく「PVアップアップ大作戦」を始めることとなりました。
①WordpressのテーマをJINからAffinger5に戻す
本ブログではもともとWordpressのテーマはAFFINGER5(WING)を使っていました。
2018年4月に購入して7月くらいまでテーマファイルをカスタマイズしていました。
しかし理想の形にするにはかなりの労力を要したのとカスタマイズの限界を感じ、ちょっと疲弊していました。
その時に@hituji_1234さんが開発されたWordpressのテーマJINに出会いこちらを購入。
そしてそのままテーマ適応すると、まあ素敵!もうこれ以上何もすることがない!
読みやすくUI設計も非常にデザインされていてとても気に入りました。
[st-card id=2956 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]
テーマ変更後PV数が減少傾向になる
WordPressのテーマをJINに変更したのが2017年7月24日頃、そしてGoogleのアルゴリズムアップデートが2018年8月と2つの時期が重なっているため、一概にJINが影響しているとは言えないですが、PV数がガクンと落ち込みました。(58,403 → 30,948)
前項で記述の通り、8月9月10月は3万前後を推移しており、PVが7月以前に戻ってくることはありませんでした。
JINに関して言えばテーマのカスタマイズ(phpファイルを編集)は一切行っておらず、デフォルトのまま設定画面でできる範囲でテーマ設定をしていました。
原因を探るべくテーマをAffinger5に戻してみる
PVダウンの原因は依然不明です。テーマをJINに変更したことが原因なのかを探るべく、2018年8月使用していたAFFINGER5(WING)に戻してみました。
戻した理由はPVダウン以前と以後で変更しているのはテーマだけであること。そしてAFFINGER5(WING)を使用している間はある程度PVが稼げていたこと。
(しょうもないこじつけですが、これしか思いつかなかった・・)
比較をわかりやすくするためテーマ変更日は2018年11月1日としました。要するに2018年8月1日〜2018年10月31日までの3ヶ月間をJIN、2018年11月1日以降をAFFINGER5(WING)として比較してみます。
AFFINGER5(WING)に戻した後は、ある程度JINとフェアに比較するため、phpカスタマイズはせず、設定画面だけでできる範囲でテーマ設定をしました。
2018年11月〜2019年1月までの3ヶ月PVを計測してみたところ、なんと34,057 → 39,598 → 52,041と上昇傾向が現れました。
この上昇傾向に見切りをつけ、今後も引き続きAFFINGER5(WING)を使用することにしました。
これだけははっきり言えますが、JINはとてもすばらしい素敵なWordpressテーマです。
ただこのブログの特性ではAFFINGER5(WING)のほうが相性がよかったということだけだと思いますので、テーマ変更をする際はある程度の期間を設けて比較してみてください。
新記事投稿を控え過去記事のリライトに注力
2019年に入ってから一冊の書籍を購入しました。
2018年に発売されたブロガー御用達の教本「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」です。
タイトルだけみればAdsenseのテクニック満載かと思いきや、サイト運営ブログ運営にあたって重要なこともたっぷり収録されています。
その中でもメンテナンス不要なずっと読み続けられる記事の書き方を指南してくれる内容があるのですが、それがとても参考になりました。
[st-cmemo fontawesome=”fa-hand-o-right” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]
・賞味期限の短い記事を書かない
・読み手の気持ちに沿った文章にする
[/st-cmemo]
記事をリライトするにあたりこの2点だけを特に注意してリライトしました。
賞味期限の短い記事を書かない
賞味期限とは簡単にいえばトレンド記事などが該当します。
芸能や時事に絡めた記事は、瞬間最大風速が強いもののピークがすぎたら誰も読まなくなってしまいます。
このような記事は常にトレンド情報を追い続けるなければならず、コストが高いわりに記事の価値がすぐに終わってしまうので非常にコスパが悪いです。
長い期間読まれる記事とは、記事の内容がいつ読まれても価値があり、なかなか廃れないジャンルで書かれています。
長期間根強いアクセスを稼げる記事ができれば、あとはそれに付随するコンテンツを横串立串展開すれば良いので、安定的にアクセスを稼ぐことができますね。
読み手の気持ちに沿った文章にする
記事の読み手はあくまで自分以外であるということをまず念頭におきましょう。そしてそれは老若男女バラバラだということです。
となると、自分にしか分からない表現や場所や物、略語や流行り言葉などは使わないということ。
具体的には
「この前駅前のセブンに行ったとき限定ドリンク買えたー」
↑はい自分にしかわからないですね。
いつなのか、どこの場所なのか、何の商品なのか、が全く見えてきません。
恥ずかしながら自分の記事でも似た表現が記事内に多用されており、「あれが」「これが」「この前の記事で」「先日話したことですが」などの表現を修正しました。
具体的な日時、関連記事名、相関内容、起因した内容をしっかり書き、いつ読んでも誰が読んでも分かる記事にするということを心がけてリライトしました。
初めてリライトする場合はアクセスが多い記事から着手する
リライトするぞ!と決めてもどの記事から着手すればよいかわからない場合は、Googleアナリティクスで総アクセス数のトップ10記事から着手すると良いでしょう。
まずは最もアクセスを稼いでいる記事をさらに盤石にしてください。
逆にアクセスが極端に少ない記事のテコ入れなどは後回しにしましょう。
アクセスを稼ぎやすいところから手を付けるところがポイントです。
内部リンクを可視化し、ひとりぼっち記事をまとめる
@naenotenetさんのつぶやきからWordpressプラグイン「Show Article Map」を知り導入してみました。とはいえこのプラグインで内部リンクマップを表示するにはかなり動作が重たいので、記事数が多い方は少々ご注意ください。
要するにこのプラグインを使用することで内部リンクが無いひとりぼっちで埋もれている記事を簡単に見つけることができます。
記事数がそこまで多くなければ、このプラグインを使わなくても探し出すことはできると思います。
私の記事は200記事程度だったので、カテゴリから検索してひとりぼっち記事を探しました。
関連が強そうな組み合わせで内部リンクを貼りめぐらすことでサイトの回遊率をあげることができます。
記事リライトと内部リンク対策をした結果、爆発的にPVが伸びる
2019年1月〜3月はとにかく記事リライトと内部リンク対策に注力しました。
これは現在進行系で続けています。
その結果、2019年2月では前月比で40%アップしました。2019年3月では最終的に115,207となり、PVアップ対策前の2019年1月と比べると
2018年1月:52,041
→
2018年3月:115,207
と、なんと120%アップしました!!
最もPVが低迷していた2018年9月の28,614と比べると半年間で約4倍伸びたことになります。
あのまま放置していたら、ここまでPVが伸びることは絶対になかったと思います。
今回のPVアップは半年間の試行錯誤の末の結果ですが、ある程度長期スパンの中で経過観察をしながら施策する必要があるなと思いました。
トップページの記事一覧のレイアウトを変更してみる
AFFINGER5(WING)を使っていて若干残念だなと思っていることは、トップページの記事一覧のレイアウトでした。
まずこちらがデフォルトデザインのトップページです。
サムネイルが小さく、全体的なフォントサイズも小さく読みずらい印象です。
このレイアウトだと、インフィード広告を仕込んでも目に付きづらくクリックもほぼありませんでした。
その後、サムネイルを長方形にしてみましたが結果はかわりませんでした。
サムネイルを正方形から長方形に変更した期間は2019年1月1日〜30日までの約1ヶ月間でしたが、PVに動きあまりないため、思い切ってカード型に変更することにしました。
それがこちらになります。
この形はデフォルトでは変更できないので、私はCSSを調整することで実現しています。
ちなみにAFFINGER5(WING)では高機能版のAFFINGER5EXを購入することで、このようなカード型デザインが適応できる「デザイン反映データ」をダウンロードして使用することができます。
またはカード型レイアウトを完全実装した有料子テーマ「JET」を購入して適応することで、カード型レイアウトを実現することができます。
カード型レイアウトにすることのメリットはサムネイルもタイトルも大きいのでユーザーの目に止まりやすいこと、同様にスマホユーザーにも大きく訴求できること、インフィード広告も自在に記事一覧に溶け込ませられることなどがあります。
その結果、
2018年1月:52,041
→
2018年2月:90,976
約35%PVアップしました。
記事リライトの成果ももちろん相乗効果として結果が伴っているのだと思いますが、カード型レイアウト変更にしたことで伸び率にさらに加速がついたと思います。
現在はさらに一工夫して、最新記事を大きく表示するレイアウトにしています。
この訴求方法がどれだけ結果が出るか、2019年4月末まで動向をみてみたいと思います。
カテゴリ一覧や関連記事一覧もカード型に変更
記事の読み終わりに配置してある関連記事やカテゴリ一覧を回遊してもらやすくする工夫もしています。
レイアウト修正のポイントは、とにかくユーザーファーストの視点で見た時に、どの要素が見やすいか見づらいかを考えます。
デフォルトの設計が必ずしも正解とは限りません。製作者の好みにもよりますし、訴求力が弱い部分があればチューニングしてあげる必要があります。
まとめ
今回のPVがアップアップ大作戦は、予想以上に結果が出たので大成功と言えるでしょう。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#0075c1″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -9px”]今回のポイント[/st-minihukidashi] [st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-up faa-vertical animated” iconcolor=”#0075c1″ bgcolor=”#f5f5f5″ color=”” iconsize=”200″]
・WordpressのテーマはAffinger5(WING)を使う
・アクセス数の多い記事からリライトを行う
・トップページ記事一覧をカード型にする
[/st-cmemo]
この3つの方法の相乗効果がうまくハマったと言えますが、ある程度行動に対する結果として確信できた部分もあります。
初めて月間PV10万アクセスを超えたことで、初級者ブロガーは卒業したかなと思っています。
これからも永続的に10万以上のPVが維持できるように、皆さんが楽しんでいただける、皆さんのためになるようなブログを書いていきたいと思います。
そしてさらなるPVアップを目指して最大限効果を発揮する運営施策も突き詰めて行きます!